日記_2019.8.23 ✍︎
色々と済ませて海に行こうと決めたはいいものの、公共の交通機関を利用しなければならないので、行くのが億劫になってしまった。
たまたま休みだった長い付き合いの親友と通話して、どうでもいいことから真面目なことまで話した。
一通り泣き言を言ったあとでふと「屋久島に行きたい」と思った。
もともと老後は屋久島に住むと数年前から決めていたのだけど、仮にその計画を前倒しにしたら?と移住するにあたってのことや物件や仕事などを探してみた。
ここ最近で一番楽しい時間だった。
仕事も目標も恋人も全て捨てて隠居したい。
よく「やりたいことや目標があって、それに向かって頑張っててえらい」と言ってもらえる機会があるのだが、私はそう言われるのが苦手だ。
しかし牽制のために自分の現状や先のことを提示しないと安心出来ないので、教えないということも出来ない。
なぜ苦手なのかというと、別に期待なんてされていないのに、応えなければと思ってしまうからだ。
褒められれば褒められるほどにその気持ちは強くなって、やりたいことに対する純粋な気持ちがくすんでいく。
苦しくなって息が出来なくなって。
本当は「私はそんなによく出来た人間じゃない」と叫びたいし、自分に大した向上心がないことをわかって欲しい。
今やりたいことは、果たして本当にやりたいことなのだろうか。
くすみきってしまってそれすらわからない。
目標に向かってそれなりに努力するとか、自分の欠点を改善するとか、そういうことに疲れた。
しばらく仕事を休ませてもらえることになった。
いつまでこんな状態が続くのかはわからないし、普段は「限界まで落ちたらあとは這い上がるだけ」だと思っているのに、今回は1ミリもそんな気持ちがない。
死なないのなら、きちんとやることはやって生活しなければいけない。
1秒前は死ぬし、未来は勝手に今になる。
あまりぐずぐずしていられないな。